「どうすれば『本当の自分を知る』ことができるのでしょうか?」
そのような質問をされることがあります。
確かに、
『本当の自分』が見えてくると、物ごとの捉え方や解釈が変わってきます。
すると、
自分を褒めてあげられるようになり、人への『感謝』の気持ちも素直に現れ、自分にも、他人にも優しくなれます。
やりたいことや役割も、だんだんとクリアになっていくため、自然と、望むような反応や行動が
できるようになっていきます。
それでは、
『本当の自分』を知るためには、どうすればいいでしょうか?
- 心を落ち着かせて、じっくり考える
- 過去の自分の行いを反省する
そのような方法が浮かんでくるかもしれません。
しかし、それでできるなら、
誰でも、すぐに『本当の自分を知る』ことができると思いませんか?
『本当の自分』を知るためには、まず、次の2つのココロの準備が必要になるかと私は思います。
- 過去の記憶や感情と向き合う
- 紙、スマホなどに『書き出す』
『記憶』とは、
生まれてから今までの「人間関係」、「当時の感情」、「トラウマ」など。
うれしかったこと、ツラかったことなど、思い出せる記憶、すべてです。
過去の『記憶』、『感情』が、今のあなたのベースになっているからです。
『書き出す』とは、
『記憶』を、手を使って書き出しながら、「しっかり向き合う」ということです。
“手を使って”『書き出す』理由は、人間の手は、神経がとても発達している部位ため、
脳に刺激を与え、脳の働きが活発になるからです。
「しっかり」は「じっくり考える」のではなく、
「直観的に/思い浮かぶまま」で大丈夫です。
潜在意識を働かせるためです。
『向き合って書き出していく』ことで、ヒラメキ、気づき、学びが必ず生まれます。
それが「潜在意識からのメッセージ」ですね。
『本当のあなたを知る』ための扉が開いていきます。
特に、ツラかった経験、腹立たしい出来事、不満、恐怖などを『向き合って書き出す』ことは、とてもツラいことだと思います。ですが、実は、そこにこそ、『本当のあなた』、『黄金のあなた』が隠れているのです。
『本当の自分を知る』ためのファーストステップは、
『人間関係、トラウマ、うれしかった経験、ツラい経験、乗り切ってきたことなどを
生まれてから昨日までの記憶や感情を、思い浮かんだまま紙に書き出していく』
ちなみに、『書き出す』のは、スマホやパソコンでもOKです(無地ノートなど、紙に書き出すのがオススメ)
残念ながら、書き出すことを止めて、頭の中でやろうとしても、それはムダです。
では、具体的に、どのように『記憶を書き出して』いけばいいのでしょうか?
すみません・・・。長くなってしまうので、具体的な実践方法は、その2でお伝えします。
今回のその1は、
『本当の自分』を知るためには、
- 過去の記憶や感情と向き合う
- 手を使って『書き出す』
“覚悟する”までの大げさなことではありませんが、まずは、この2つのココロの準備が必要ということです。
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